今日は最近すっかりハマった一冊、『シンプルで合理的な人生設計』(橘玲 著、ダイヤモンド社)について語りたいと思います。

「人生が息苦しい」時代に、どう生きる?
最近、友人や読者さんから「もう会社だけに頼って生きていくのは不安」「副業したいけど迷いがある」といった声をよく聞きます。私自身もここ数年、年収が全然上がらない日本でどう「納得して働き、暮らしていくか」をずっと考えてきました。
そんな時に出会ったのがこの本。正直、タイトルからして「人生設計」とか「合理的」とか、ちょっと難しそう…と思ってました。でも、ページをめくるうちに「え、もしかしてこれ、自分が今探してた人生の武器じゃない?」とワクワクしっぱなし。
今日はこの本がどう役に立つのか、あなたの日常やキャリアにどう効いてくるのか、にまとめました。
3つの「資本」があなたの人生を救う
橘さんは「人生を豊かにするには、“3つの資本”を意識しよう」と言っています。
- 金融資本:お金。いざというときの安心と選択肢。
- 人的資本:スキルや経験。会社の肩書じゃなく、自分の「できること」に投資を。
- 社会資本:人間関係。信頼できる人とのネットワーク。
これね、特に副業や独立を考えはじめた人ほど大事な考え方!たとえば「会社の給料だけで将来が不安」なら金融資本を増やそうと動く。転職や独立の時は、人的資本を磨き直したり、社会資本(昔の同僚やSNSの仲間)をフル活用したり。
私もブログを始めてしばらくは「お金」を活動の軸にしてたけど、書き続けるうちに「知識」や「人の縁」がいかに自分を助けてくれているかを痛感しました。橘さんはこの「3本柱」をバランスよく育てろ!と励ましてくれます。
副業・独立時代の“合理力”が人生を変える
今の日本、正社員でも年収はなかなか増えないですよね。副業をしたり、フリーランスになる人が増えるのも当然。そのときネックになるのが「失敗したら?」「リスクが…」という気持ち。でも、この本を読むと変な勇気じゃなく、“合理的な意思決定力”がつくんです。
具体的には-
- 「努力する」「我慢する」ばかりじゃなく、「どこにリソース(時間・お金・エネルギー)を割るか」を日々見直せるようになる
- 目先の損得にとらわれすぎず「長い目で何が返ってくる?」と考え直せる
- 1番大事にしたいこと、「自分は何に幸せを感じる?」に徹底してフォーカスできる
これ、めちゃくちゃ実用的。副業で消耗してた時期、まさに「自分の時間」と「使うべき場所」の合理的な整理ができてなかったから、すごく納得しました。
無駄を省き、人生の“推し”に全振り!
この本がすごいのは「すべてを合理化せよ!」というより、「自分が大切にしたい“推し生活”に全振りしよう!」というスタンスなこと。
例えば-
- 睡眠・運動・散歩といった“地味だけど超高リターンな習慣”を最優先する
- どうでもいいこと・やりたいことじゃないことはどんどん削る(自己肯定感も上がる!)
- 副業・本業を問わず「自分が得意でハマれること」に力をかける
私自身、朝起きて散歩したり、やりたくない案件は断ったりすることで気持ちが前向きになったし、余計なストレスが激減しました。やっぱり“合理性”って、冷たくて無機質なものじゃなくて、「自分を大切にするあたたかい技術」なんだなぁと実感しています。
あなたの「合理性」は、冷たさじゃなく温かさだった
合理的って聞くと「損得勘定だけ?」「人に冷たくなりそう」って思いがちですよね。でも橘玲さんの言う合理性は、「自分の本心」をどこまでも大切にできる武器なんです。
例えば副業を始める時、「稼げそうだけど心が折れそうなこと」「好きだけど全然儲からないこと」…どうしても迷う。そのとき役立つのが、“自分の資本”を見つめ直す力。本気でやりたいこと、人とのつながり、将来への投資。この3つ、全部自分の「幸福の土台」なんです。
合理的な選択の裏側にある「心の余裕」
この本を読んで私が一番感心したのは、小さな習慣の大切さ。睡眠を削る、無理して働く-そういった無理は資本の浪費。逆に、朝ちゃんと寝てから散歩するだけで「自分に余裕がうまれる」実感がありました。人って、余裕がない時ほど失敗するし、余計な我慢を抱え込む気がします。
合理的な設計は、「がんばること」と「手放すこと」のバランス。大事なのは、自分が本気でやれそう・喜びを感じることにまずリソースを寄せてみること。あとは毎日、「本当に自分のためになってる?」って問いかけ続ければ、自然と“無駄”が減っていくんですよね。
リスクを味方につけて「自分だけの設計図」を描こう
副業や独立を考えるうえで一番怖いのが「失敗のリスク」。でも、この本は「失敗してもOK。小さく始めて、柔軟に軌道修正していけばいい」と教えてくれます。
私も最初はビビって動けなかった。でも、合理的思考で「最小限のリスク」「最大のリターン」に注目するようになってから、ブログでも副業でも“やらない理由”が減りました。例えば月々の支出をきっちり管理するだけでも、「何にどれだけ投資できるか」が鮮明になります。
まとめ:人生設計は“自分の幸せ”に徹すること
合理性って、冷たいアルゴリズムじゃなくて「本当に幸せになれる人生」のルート案内なんだと思うんです。自分の時間、得意なこと、人とのつながりを大事にしながら、どう生きていったら笑っていられるか。
今日もノートに「自分の資本」を書き出してみる。お金、人、スキル…それがどう連鎖して今の自分を作ってるのか。そこにちょっとでもワクワクを感じたら、それがもう“合理的な幸せルート”のスタートなんだなって思っています。
もし今迷ってる人がいたら、ぜひ一緒に一歩踏み出してみてください。これからも、あなたと一緒に「リアルな人生設計」を語っていけたら嬉しいです。悩みや質問も気軽にコメントくださいね!生設計を考え直す時間を、今日作ってみてください。読後の感想、ご意見もお待ちしています!
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