こんにちは。今回は2025年10月から始まる食品・飲料の大規模な値上げについて、ミニマリストの視点でお伝えします。約3000品目もの商品が値上げされるとのニュースに、「またか…どうやってやりくりすればいいの?」と不安な方も多いはず。物価が上がっても、無理なく、スッキリとした暮らしを続けていくためのコツを詳しく解説します。
どれだけ値上げされるの?身近な商品の変化
帝国データバンクの調査によると、2025年10月に値上げされる食品はおよそ2,793品目、うち約8割が飲料類です。毎日飲むお茶やジュース、コーヒーが軒並み20円前後の値上げとなり、500mlペットボトルは180円台から200円台に引き上げられます。
主な値上げメーカーと商品例
- キリンビバレッジ:「午後の紅茶」「生茶」など214品目が6~22%値上げ。500mlは180円→200円に。
- アサヒ飲料:「三ツ矢サイダー」「カルピス」など221品目が4~25%値上げ。500mlも同様に200円台へ。
- サントリー:「天然水」「クラフトボス」「伊右衛門」234品目が6~25%値上げ。550ml天然水は170円→190円に。
- コカ・コーラ:全商品ほぼ対象で20~30円値上げが予定。
- 伊藤園:「お~いお茶」など195品目が2.4~22.2%値上げ。600mlは194円→216円に。
- カルビーのポテトチップスもうすしお味が8~15%値上げ。
これら飲料以外にも、納豆や調味料、加工食品、乳製品なども値上げされ、生活必需品の価格が幅広く上がっています。
物価上昇でも給料はなかなか増えない…どう生活をやりくりするか?
値上げでスーパーのレジがいつもより重く感じられる一方で、給料はなかなか上がらない。そんな現実に直面している方も多いでしょう。ここがミニマリストの腕の見せどころ。賢くやりくりするためのポイントをお伝えします。
支出の見直しで無駄を見つける
まずは毎日の支出を振り返り、必要ない買い物や頻度を減らしましょう。特売や割引品を活用し、買いだめやまとめ買いも検討。家計簿アプリで支出を管理すると、何にどれだけ使っているか見えやすくなります。
例えば、図書館の活用は支出見直しの素晴らしい実践例です。図書館には電子書籍やオーディオブックの貸出サービスもあり、自宅にいながらスマホやタブレットで読書が楽しめることも多いです。これらを活用すれば交通費や時間の節約にもつながります。
ミニマリストとしての生活スタイルにも合い、本や資料を大量に所有せずに済むため空間の節約にも寄与します。図書館利用は、支出の無駄を見つけて減らす上で賢い選択です。素敵な図書館を見つけて巡るのも、立派な趣味になります。地域ごとに特色ある建築や蔵書、落ち着いた空間が楽しめるので、気分転換やインスピレーションの源にもぴったりです。読書や学びの場としてだけでなく、その街の文化や歴史を感じられるスポットとして訪れることで、心豊かな時間を過ごせます。ぜひ、図書館巡りを新しい趣味のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
株主優待やポイントを活用する
食品や飲料、日用品の株主優待を持っていると、購入コストを下げられます。またポイント還元率の高いクレジットカードや電子マネーも賢く使いこなし、実質的な節約を目指しましょう。
株主になると、社会の仕組みや経済の動きがぐっと身近に感じられます。自分が応援する企業の一員として、経営状況や業績がニュースで報じられるたびに気になるようになり、ニュースの見方や社会への関心が変わります。株主優待を活用しながら、社会の動きを自分事として捉えられるようになるので、投資は節約だけでなく学びや成長の機会にもなるのです。
無駄遣いは減らし、必要な投資は先送りしない
節約に励むのは大切ですが、健康維持やスキルアップに繋がる必要な投資はおろそかにしないでください。これらは将来的に生活の質向上や収入増につながります。
投資とはお金を増やすだけでなく、「学ぶこと」そのものでもあります。特に日本では、学生時代までは優秀な人が多いものの、社会人になると学び続ける習慣が薄くなり、外国人から「社会人になると勉強しなくなる」と指摘されることもあります。これは社会構造や働き方の問題が背景にありますが、今後は移民の増加やAIの導入で環境が大きく変わるため、生涯学習がますます重要になる時代です。変化に対応し続けるためにも、自己投資として学習を習慣化し続けることが欠かせません。
副収入にもチャレンジ
家計防衛のため、ブログ運営やフリーランスなど副業で収入源を増やすのも効果的です。特に自分のスキルや趣味を活かせる仕事がおすすめです。
フリーランスを目指す中で、ファイナンシャルプランニング(FP)や経理、税金の知識の重要性を日々実感しています。最近は関連書籍をいくつも読み進めるうちに、自分の無知さや知らなかったことの多さに気づかされることが多いです。しかし、その分学びが深まり、自分のスキルや理解が確実に積み上がっているのを感じられるので、成長実感も大きいです。フリーランスとして安定した活動を続けるためには、こうした基礎知識の習得が不可欠だと痛感しています。
ミニマリスト的「優先投資」リストの作り方
支出の優先順位をつけることで、無駄を減らしつつ生活を豊かにできます。例えば以下のように分けてみましょう。
優先度 | 支出カテゴリ | 具体例 | ポイント |
---|---|---|---|
高 | 生活必需費 | 食費、住居費、医療費 | 健康や生活の基盤として必ず確保する |
中 | 将来への投資 | ジム通い、資格取得、書籍購入 | 健康維持やスキルアップにつながる費用 |
低 | 快適・娯楽費 | 外食、趣味、旅行 | 生活に余裕があれば楽しむ範囲で調整可能 |
物価上昇で生活費がきつくても、優先投資を意識することで必要なものにしっかりお金を使い、無駄な支出を減らせます。
必要な投資と浪費の見極め方
お金を使う前に「将来にどんな価値や効果をもたらすか?」を考える習慣をつけるのが大切です。
必要な投資例
- 資格取得費用や語学講座
- 健康維持の運動器具やジム通い
- 自己啓発書やスキルアップのための講座など
浪費の例
- 衝動買いした使わない服やガジェット
- 必要以上の外食や高額なギャンブル
- 一時の気晴らしだけで終わる買い物
こうした見極めを通じて、支出を整理できます。
まとめ
2025年10月からの値上げラッシュは家計に大きな影響を与えますが、ミニマリストの考え方を活かせば、無駄なモノ・コトを減らし、本当に必要なものに優先的にお金を使えます。図書館を有効活用して購入費を減らしたり、株主優待を通じて経済への理解を深めるなど、賢い工夫で生活を豊かに保ちましょう。必要な自己投資を惜しまず、副収入の一歩を踏み出すことも、今後の家計安定に繋がります。変化の激しい時代だからこそ、支出の見直しと投資の見極めを習慣化し、心も財布も軽やかな暮らしを続けていきたいですね。
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